今回は、FP1級のウエルが「投資初心者へ“初めの一歩”の踏み出し方」についてお伝えします♬
年始に高校時代の友人と資産形成の話になりました。
その時に、「投資したいけど、お金もなく、やり方も分からない」何より、「嫁を説得してくれ」という話が出ました。
友人の嫁は、「投資に関心あるが、やり方がよく分からず、不安だ」ということです。
確かに、投資に触れたことのない人が初めの一歩を踏み出すことって難しいですし、身近に相談できる人もいませんよね。
なので、今回は
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)のウエルが、投資を行うにあたっての踏み出し方についてお伝えしたいと思います🐶
投資が求められる背景
投資が求められる背景としては、次の特徴があります。
- 人生100年時代
- 老後2,000万円問題
人生100年時代
人生100年時代のために、老後資金の確保が重要です。
この「人生100年時代」というワードを聞いたことがありますか?
日本の平均寿命は先進国でもトップですよね。
実は驚くべき内容があります。
2007年に日本で生まれた子供は、107歳まで生きる確率が50%もある
イギリスのリンダ・グラットン教授
つまり、現在2022年「中学3年生」である半分は、107歳まで生きる可能性があります😮
現在の平均寿命が次のとおりなので、今より20年ほど長生きするということですね。
2020年の日本人の平均寿命
- 男性:82歳
- 女性:88歳
※(出所)厚生労働省
今このブログを見ていただいている20代、30代、40代、50代のあなたも、今の平均寿命より長生きする可能性がすごく高いです。
そのため、老後資金を確保することが本当に本当に重要です。
老後2,000万円問題
定年後のセカンドライフに向けた老後資金が大事です。
「老後2,000万円問題」も聞かれた方が多いのではないでしょうか。
95歳まで夫婦が生きるには2,000万円の老後資金が必要ということです。
金融庁は3日、人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書をまとめた。長寿化によって会社を定年退職した後の人生が延びるため、95歳まで生きるには夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要になるとの試算を示した。
日本経済新聞2019年6月3日「人生100年時代、2000万円が不足 金融庁が報告書」
この試算は、老後の年金(老齢年金)を含んだ金額ですので、2,000万円は非常に大きな金額ですよね。
一方で、退職金や相続での金銭取得などの一時的な金額を考慮すれば、2,000万円全てが必要とはいえませんよね。
ただ、退職金などは確約されている内容ではないので、やはり今の段階から資産形成をゆっくり進めていく必要があります🐶
投資をしている人は1割だけ
ここまで読んでくれたあなたは、「“資産形成”しなきゃ」と思ってくれたと思います。
とはいえ、日本人が投資信託をしている割合は、なんと8.8%と非常に少ない状況です。
まだまだ少ない状況ですね。そのため、今踏み出すと圧倒的なアドバンテージを得れますよ。
65歳以降になって、10%超になっておりますが、これは退職金などの余裕資金が増加したためと思われます。
特に65歳未満は、まだ少ない状況ですね。
では、今見てくれているあなたが一歩踏み出せるように、具体的なやり方について見ていこうと思います。
投資の一歩
投資の一歩を踏み出すために、初めに書籍を紹介して、その後に具体的な方法についてお伝えしますね🐶
はじめての人のための3000円投資生活
まず、客観性を保つために、ベストセラーの書籍を先に紹介したいと思います。
投資となると、「何十万円も投資をして、1日で2倍も稼いだ!」というイメージがあるかもしれません。
100万円になるかゼロ円になるか、もしくは借金・・・の「ギャンブル要素」が高いと思っている人もいるかもしれません。
ただ、この書籍で紹介している内容は非常に簡単でだれでもできる内容です。
もちろんギャンブル要素は皆無です。笑😊
それは
- 1日100円(月3,000円だけ投資)
- 手数料の安い投資信託だけ購入
- 自動設定であとは放置(以下の設定で完結!)
これだけ聞くと、できそうだなと思いますよね。
おススメの証券会社
投資を行うには、「証券会社」の口座(銀行口座のようなもの)を開設する必要があります(モチロン、無料です)
今回おススメは、次の証券会社です
- なじみのLINE証券
- 手数料無料のSTREAM
口座開設には数日がかかるので、無料申込だけ今しちゃいましょう😊
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ちなみに、STREAMも日本の証券会社で
最近の会社ですが、東大生が作った手数料ゼロ円の証券会社で、おススメです😊😆
(私ウエルも持ってます🐶)
NISAも開設しよう
証券口座の開設時に、「NISA口座」も開設しましょう。
NISAとは、非課税になる制度のことです。
例えば、あなたが投資した結果、プラス100万円ふえた場合、実際の受取金額は約80万円です(税金20%のため)
そのため、20万円(20%分)が受け取れません。
しかし、非課税のNISAで投資をしていた場合は、税金20%分の20万円を受け取ることができます。
これはすごくメリットが大きいですよね!
NISAの注意点は、一人一口座のみです。
そのため、注意が必要ですが、毎年変更することができるので、気軽に手続してみてください♪
投資先:これ一択!
投資先は、S&P500に連動する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を紹介します。
理由は、次の3点です。
- コスト :0.0968%と安いコスト
- リターン:最も効率よく安心して資産を増やせる
- 安全 :米国株式市場の投資可能銘柄、約500銘柄に広く分散投資ができる
また、先ほど紹介した書籍もおすすめしている投資先でもあります。
コスト
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のコストは、0.0968%と安いためです。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「超大手証券会社の投資信託ランキングにある2022/1時点の「A投資信託」との比較で見てみましょう。
楽天・全米株式 | A投資信託 | |
購入時手数料 | 0% | 3.3% |
運用管理費用 | 0.0968% | 1.727% |
信託財産留保額 | 0% | 0% |
税込合計 | 0.0968% | 5.027% |
このように手数料だけでも約5%の差があります。
これが意味することは、「超大手証券会社」のA投資信託を運用した場合、100万円を投資しても、運用額は実際95万円であり、5%超の運用益を出して初めて利益が出るようになります。
ちなみに、年間5%の運用益を出すには非常に厳しい内容です。
(銀行の定期預金0.001%)
このように投資先を誤れば、資産形成どころか、資産が減少していってしまいます。
そのため、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のコストは、0.0968%と安く、運用益が出しやすい投資先と言えます。
ちなみに、投資信託のコストは大きく3つあります。
- 購入:購入時手数料
- 保有:運用管理費用
- 売却:信託財産留保額
リターン
コストが低くても、プラスのリターンが少ないと意味がないですよね。
ただ、この投資先は、アメリカ株などの成長株を中心に構成されています。
「日本」と「アメリカ」を比較した図が次のとおりです。
2021/1~2022/1の1年間で比較すると、「日本」は8%に対して、「アメリカ(S&P500)」は25%と3倍の差があります。
アメリカ | 日経平均株価 | |
リターン | 25% | 8% |
以下のチャートは、「アメリカ(青)」と「日経平均株価(黄色)」です。
右側に進むにつれて、差が広がっていってますね。
1年だけでなく、5年間の比較(2017/1~2022/1)でみると、「日本」は50%に対して、「アメリカ」は107%の差です。
このように、
- コストも低く
- リターンも大きい
ので、メリットが大きいと言えます。
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安全
最後は安全性についてです。
投資初心者の方は、毎日株価などをチェックするのは大変ですよね。
将来のための資産形成なので、毎日上がった・下がったで一喜一憂するのはあまり良いことではありません。
そんな中、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はアメリカの約500社の詰め合わせパックなので、大きな上昇・下落がありません。
そのため、安心して資産形成ができると言えます。
また、先ほどのリターンで見ていただいたように、上がったり下がったりとジグザクしつつも、右肩上がりに伸びていることが見て取れると思います。
このように、ETF(投資信託)なので、分散が図られています。
そのため、安心して資産形成ができます🐶。
まとめ
今回は、投資初心者のあなたに、投資をする必要性や投資のやり方をお伝えしました。
月々3,000円だと気軽に進めることができるので、すごくおススメです🐶
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もし投資に関心のある友人がいたら、この内容を伝えてあげてください。
将来、喜ばれると思いますよ😊😆
この内容が良かったと思ってくれた方は、ゼロから始めるビットコイン(初心者取引)もご覧ください。