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リーダー必見!「当事者意識」を持ってもらうリクルートの手法4つ

ウエル
ウエル
こんにちは、ウエルです♬

今回は、リクルートの「やる気を出させる方法」をお伝えします♬

アメリカでは、「ペイパルマフィア」のように起業家を多く輩出する会社集団があったりします。

実は、日本でも「元リク」と呼ばれるリクルート出身の起業家は多く存在しています。

 

なぜリクルート出身者は、起業家として成功しやすいのでしょうか?

 

その答えは、「起業家精神で育てられるため」です。

 

今回は、なぜリクルート出身者は、起業家精神が培われているのかについて、リクルート創業者の自伝本「起業の天才」から、見ていこうと思います🐶

 

圧倒的な当事者意識を植え付けさせる4つの方法

「圧倒的な当事者意識を植え付けさせる4つの方法」は、次の通りです。

【当事者意識の植え付け方法】

  1. 「君はどうしたいの?」の思想
  2. コミッション制
  3. ホーソン効果に基づく垂れ幕文化
  4. 授賞式での情報共有

 

具体的に見ていく前に、リクルート創業者について簡単にお伝えしようと思います。

 

リクルート創業者の江副浩正氏は、内向的な性格だったそうです。

その一方で、「優秀な社員に働いてもらう能力が長けていた」と言われています。

起業家は、2つに分類されますよね。

  1. 自分でやるタイプ
  2. みんなを巻き込むタイプ

江副氏は、「②みんなを巻き込むタイプ」だったようです。

その「②みんなを巻き込むタイプ」は、心理学を駆使した4つの手法を駆使したようです。

自分より営業や管理能力の優れた人材を引き寄せて、リクルートと呼ばれる大企業にまで育て上げました。

 

それでは、4つを具体的に見ていきましょう。

①「君はどうしたいの?」の思想

当事者意識を育てる1つ目は、「君はどうしたいの?」の思想です。

当事者がやりたい仕事を自ら行うことで、当事者意識を高めていきました。

 

リクルート創業者の江副氏は、新卒に「君はどうしたいの?」と問いかけをしていたようです。

新卒が「〇〇〇がやりたいです」と言えば、江副氏は「じゃあ、やってね」と言っていました。

  • 上司に〇〇〇業務をしなさいと言われてやる仕事
  • 自分がやりたいことができる仕事

どちらの仕事が、当事者意識が高まるかと言えば、当然「自分がやりたいことができる仕事」ですよね。

 

つまり

自分がやりたい仕事を、自分の口から発言する。

そのために、

「君はどうしたいの?」という思想で、話をしていました。

 

②コミッション制

当事者意識を育てる2つ目は、コミッション制(評価報酬)です。

結果を出せば出すほど、給料と自信を得ることができますよね。

 

リクルートは、江副氏が「東大新聞の広告取り」のコミッション制アルバイトから、「大学新聞広告社」という個屋号の個人商店にまで育てたことで始まっています。

1960年、コミッション制などの風土が無かった会社が多い中、リクルートはコミッション制を基に成長を続けていきました。

そのため、コミッション制への導入がスムーズだったんですね。

 

③ホーソン効果に基づく垂れ幕文化

当事者意識を育てる3つ目は、ホーソン効果に基づく垂れ幕文化です。

ホーソン効果とは?

相手に見られていることを知ることでパフォーマンスが上がる心理効果

 

人は、誰かに見られることで、よりパフォーマンスを高めることができますよね。

 

リクルートは、この手法を生かして、成果を上げた社員の机に、垂れ幕を掲げていました。

  • 「祝!ウエルさん。予算達成!」

こんな風に、社内にでかでかと掲げられると、照れくささもありながら、やる気が上がり、仕事に対する当事者意識は高まりますね♪

 

リクルートは、心理効果を、組織文化にまで定着させていますね。

 

④授賞式での情報共有

当事者意識を育てる4つ目は、授賞式での情報共有です。

授賞式で褒められると、秘密にしていた成果の出る方法を発表したくなりますよね。

自分だけでなく、企業全体にもプラスに働く効果です。

 

リクルートは、営業などトップの成績を出した社員に対して、社員全員の前で授賞式をしています。

先ほどのホーソン効果も相まって、自分のやる気が高まりますね。

そして、授賞式で上機嫌になったそのタイミングで「どうやって、素晴らしい成績を出したんですか?」と聞かれれば、黙っていた秘密の方法を共有してしまうということです。

そうすれば、ほかの社員も「そうすればよかったんだ!」と相乗効果が生まれますね。

まとめ

従業員(部下)に、当事者意識を持ってもらう方法は、心理学を駆使した4つの方法があります。

【弱い企業が大企業に勝つには】

  • 限定した市場で、40%のシェアを取ること

リクルートは、その4つの手法を駆使して、企業文化として根付かせることで、日本有数の会社になりました。

さらに、その当事者意識により、元リクと呼ばれるほど、起業家輩出会社として今でも多くの人材を生み出しています。

 

江副氏は、2013年に他界しておりますが、今なお多くの起業家を輩出する文化を創り出したのは、素晴らしいですね。

 

いぬ
いぬ

今回は、リクルート創業者江副氏の自伝本「起業の天才」から、当事者意識を身につける方法をお伝えしました。

少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

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