マンガ仕立てで非常に理解しやすい内容でした。その中でも3つに絞って、伝えていこうと思います。
①収入の“十分の一”を貯金せよ。
②自分こそ最大の資本にせよ。
③本当に大事なのは、金を生み出す知識と行動
①収入の“十分の一”を貯金せよ。
人間は、もっているお金を際限なく使う生き物だと語っています。「パーキンソンの法則」の内容をもう少しイメージしやすいように書かれています。
「パーキンソンの法則(第2法則)」とは?
『支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。』
簡単に言えば、給料日に手取り15万貰えば、次の給料日までに15万使い切るのが人間と言ってます。
そのため、予め自分自身に“十分の一”を貯金して、蓄えるようにと言っています。
年収300万なら、年間「30万」貯まりますね。
10年経てば、「300万円」
40年間働けば、「1,200万円」ですね。
かなりの金額になりますし、運用すれば更に大きくなると書かれています。
②自分こそ最大の資本にせよ。
知識は、貧乏人にもお金持ちにも平等だと言っています。それでも、貧乏人と金持ちの違いが生まれるのは、“行動した人間かどうか”が大事で、そのため自分こそが最大の資本である。資本になるように行動せよと書かれています。
『勝利の女神は行動した人間にこそ微笑む』素敵な言葉ですね。
③本当に大事なのは、金を生み出す知識と行動
『金貨を得ても生み出せないのなら一文無しと同じ。本当に大事なのは、お金を生み出す知識だ』と言っています。
会社員なら、年収500万でも、年収1,000万でも、『お金を生み出していないなら、結局は同じ』という話も聞いたことがあるので、おそらく通じる内容ですね。
この本にも出てきましたが、有名な言葉として、無人島で“魚を与える”のではなく、“魚を釣る方法”を教えなければ意味がないという話も出てきます。
自分自身も、知識のインプットにとどまるのでなく、しっかりと生かして行かないと行けないなと考えさせられる内容でした。