“あなた”の会社の社長は、どんな仕事をしていますか?
中小企業なら、従業員と一緒に仕事をしているかもしれません。
大企業なら、会議ばかりの仕事をしているかもしれません。
社長は、様々な仕事がありますが
一番大事な仕事は、
事業ポートフォリオの構築
です。
事業ポートフォリオは、事業構成の配分を決めることです。例えば、子供向けの塾を運営している会社は、一つの事業(一本足打法の経営)です。そこに、塾で培った「頭を鍛えるノウハウ」を活かして、シニア向けボケ防止事業を行った場合、二つの事業になります。
1つの事業だと、業績悪化が会社全体に波及します。しかし、二つの事業になれば、一方が業績悪化しても、もう一方でカバーできます。
このように、事業を増やし、安定的な経営を図ることを、事業ポートフォリオの構築と言います。
特に
中小企業なら、主力事業のみに頼っている「一本足打法の経営」も多いです。
一本足打法は、その事業が好調な時は、売上も利益も絶好調です。
しかし、その事業が不調になると、会社全体も業績悪化に繋がります。
そのため、
社長は、主力事業だけに頼っている「一本足打法の経営」という不安定な経営から、複数の事業を構築することが重要です。
そして、主力事業が不安定になった場合でも、サブ事業があるので、安定した経営を行えるように、構築する必要があります。
現場で、売上をあげたりという営業や、人事関連は、従業員でも対応可能です。
しかし、事業の構築(事業ポートフォリオ)は、社長しかできない仕事です。
事業ポートフォリの事例は、こちらに記載しています。
実際に、
- オリックス
- サッポロホールディングス
- 学研ホールディングス
について、記載しています。
今回は、
社長の仕事である「事業ポートフォリオの構築」について、お伝えしました。
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