こんにちは🐶
FP1級×MBA出身のウエル(Twitter)です♬
「企業分析ってどうするの?」
「銘柄分析では、どこを見るの?」
「スシローを、会計の視点から見てみたい!」
「投資の企業選定で、どこを見ればよいか分からない…」
このような悩みを抱えている方に向けて
「スシローの企業分析」をしていきます🤗
【こんな方に読んで欲しい】
✅資産運用に関心のある人
✅会計の知識を知りたい熱心な人
✅企業分析の思考力を身につけたい方
今回「企業分析」として
みんな大好きな【スシロー】について、お伝えします😊
売上が高いのは「商品力」だ!
スシローの売上が高いのは
「主力商品(寿司)」に力を入れている
ためです🐶
なぜ、主力商品が売り上げにつながるのか
MBA視点で、スシローを見てみましょう!
まず、収益構造として、
「売上=客数×客単価」があります。
これをイメージ図で示すと
👇収益構造(ロジックツリー)の通りです。
企業は、「客数」か「客単価」どちらかに比重を置きます。
ざっと言えば
- 客 数:大手が得意
- 客単価:中小が得意
です。
今回の場合、
スシローは、「客数」に重きを置いています。
- 客 数:重視
- 客単価:お手頃感を訴求
イメージ図はコチラ👇
では、
なぜ
スシローの強みが、
「商品力(寿司🍣)」
なのか見ていこうと思います😊
商品力が高い理由は、「客数」のため
なぜ、商品力(寿司🍣)が強みなのかというと
- 客数UPに繋がる
ためです。
実際、スシローの社長 水留浩一氏が、商品力を高めている理由を説明していました。
顧客が求める商品は、大多数がメインのお寿司です。そのため、ジャンルを拡げる商品でなく、主力のお寿司に力を入れることで、お客さんの来店に繋げています。
カンブリア宮殿より
競合の回転寿司企業は、主力商品の寿司🍣だけでなく、イタリアンなど幅広い商品を手掛けたりしています。
スシローも他のジャンルの商品を扱っていますが、やはり力を入れているのは、主力の寿司🍣という点です。
お客さんが1番求めてくる商品が、「寿司」ですから、そこに最も力を割いた方が、集客アップに繋がるためですね!
次に、
キャッシュフローの視点でも見てみましょう。
商品力UPのために、どれだけ投資をしているかを「投資キャッシュフロー」から見ることができます。
スシローのキャッシュ・フローを見ると、理想的なキャッシュフロー経営をしています。
- 営業キャッシュフロー:プラス
- 投資キャッシュフロー:マイナス
- 財務キャッシュフロー:マイナス
図で見てみましょう。
👇キャッシュフロー
この図の意味は、
利益を出しつつ(営業CF)、その利益を元手に投資をしており(投資CF)、借入金の返済(財務CF)をしている。さらに残りは、現金として蓄積されている。
ということです。
これは、しっかりと投資を回している(商品を高める努力をしている)ということが言えます。
ちなみに、この図は、「マネックス証券の銘柄スカウター」で簡単に調べることができます。
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「キャッシュフローってどういうこと?」という方はコチラ👇をご覧ください。
\キャッシュ・フローを図解解説/
このように
- 社長との内容
- キャッシュフロー
などの点から、
強みの商品力を高めて、
「客数増加」に繋げています。
では、スシローの企業について具体的に見ていきますね😊
スシロー企業の実態
スシロー企業の実態として
- 売上&利益率
- 事業・顧客・商品セグメント
- MBA式ロジカルシンキング
について、図も交えてお伝えしようと思います🤗
①売上&利益率
では
売上高&利益率
を見ていきましょう。
売上高👇
スシローは、右肩上がりの売上高になっている事がわかりますね。
CAGR(5年平均成長率)で10.3%となっています(高い!)。
本業の利益率も見てみましょう。
👇売上高営業利益率
コロナ後に利益率のブレがありますが、数年間で見ると上昇していることが見て取れますね。つまり、本業の利益が高いということです。
「売上高営業利益率ってなんだったっけ?」という方は、こちらより解説しています🤗
\売上高営業利益率を図解解説/
このように
売上高・利益率で見ると、
両方とも高いです😊🤗
なぜ、利益率が高いのかを見ていきましょう!
②事業セグメント
次に
事業セグメント
です。
スシローは単一セグメントでした。
つまり
単一セグメント=企業単体
ということです。
先ほどの営業利益率が高かったことから
寿司事業は、利益率が高いということが言えますね。
③MBA思考ロジカルシンキング
次に
MBA思考ロジカルシンキング
についてお伝えします。
スシローは、客数を増やすために、主力商品に力を入れていることを見てきました。
となると、客数と関係の深い店舗数の出店も気になる点です。
その情報も調べてみました。
👇決算説明資料
やはり、店舗数が増加していることが分かりますね。
まとめ
最後に
まとめ2つ
- 商品力がスシローの要
- もっと「企業分析」を楽しく学びたい方へ
今回の内容を振り返り
次の行動に繋げていきましょう😊
商品力(寿司)が、スシローの要
今回、
スシローの要は、
商品力(寿司)
とお伝えしました😊
- 売上&利益率
- 事業・顧客・商品セグメント
- MBA式ロジカルシンキング
の点からお伝えしてきました。
ぜひ
あなたの銘柄選定に
企業分析の視点を取り入れてみて下さい。
「まだ、資産運用に取り組んだことが無いよ」という方は、
初めの一歩を踏み出す内容を書いてます。
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今回の内容で
“あなた”の悩みが解消されていれば幸いです🐶
どうしたら「企業分析力」が高まるのか?
今回の企業分析で
スシローの強みを理解出来たら、次の行動に移していきましょう🐶
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