
こんにちは
FP1級×MBA出身のウエル(Twitter)です♬
「企業分析ってどうするの?」
「銘柄分析では、どこを見るの?」
「スシローを、会計の視点から見てみたい!」
「投資の企業選定で、どこを見ればよいか分からない…」
このような悩みを抱えている方に向けて
「スシローの企業分析」をしていきます
【こんな方に読んで欲しい】
資産運用に関心のある人
会計の知識を知りたい熱心な人
企業分析の思考力を身につけたい方
今回「企業分析」として
みんな大好きな【スシロー】について、お伝えします
売上が高いのは「商品力」だ!

スシローの売上が高いのは
「主力商品(寿司)」に力を入れている
ためです
なぜ、主力商品が売り上げにつながるのか
MBA視点で、スシローを見てみましょう!
まず、収益構造として、
「売上=客数×客単価」があります。
これをイメージ図で示すと
収益構造(ロジックツリー)の通りです。

企業は、「客数」か「客単価」どちらかに比重を置きます。
ざっと言えば
- 客 数:大手が得意
- 客単価:中小が得意
です。
今回の場合、
スシローは、「客数」に重きを置いています。
- 客 数:重視
- 客単価:お手頃感を訴求
イメージ図はコチラ

では、
なぜ
スシローの強みが、
「商品力(寿司)」
なのか見ていこうと思います
商品力が高い理由は、「客数」のため

なぜ、商品力(寿司)が強みなのかというと
- 客数UPに繋がる
ためです。
実際、スシローの社長 水留浩一氏が、商品力を高めている理由を説明していました。
顧客が求める商品は、大多数がメインのお寿司です。そのため、ジャンルを拡げる商品でなく、主力のお寿司に力を入れることで、お客さんの来店に繋げています。
カンブリア宮殿より
競合の回転寿司企業は、主力商品の寿司だけでなく、イタリアンなど幅広い商品を手掛けたりしています。
スシローも他のジャンルの商品を扱っていますが、やはり力を入れているのは、主力の寿司という点です。
お客さんが1番求めてくる商品が、「寿司」ですから、そこに最も力を割いた方が、集客アップに繋がるためですね!
次に、
キャッシュフローの視点でも見てみましょう。
商品力UPのために、どれだけ投資をしているかを「投資キャッシュフロー」から見ることができます。
スシローのキャッシュ・フローを見ると、理想的なキャッシュフロー経営をしています。
- 営業キャッシュフロー:プラス
- 投資キャッシュフロー:マイナス
- 財務キャッシュフロー:マイナス
図で見てみましょう。
キャッシュフロー

この図の意味は、
利益を出しつつ(営業CF)、その利益を元手に投資をしており(投資CF)、借入金の返済(財務CF)をしている。さらに残りは、現金として蓄積されている。
ということです。
これは、しっかりと投資を回している(商品を高める努力をしている)ということが言えます。
ちなみに、この図は、「マネックス証券の銘柄スカウター」で簡単に調べることができます。
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「キャッシュフローってどういうこと?」という方はコチラをご覧ください。
\キャッシュ・フローを図解解説/

このように
- 社長との内容
- キャッシュフロー
などの点から、
強みの商品力を高めて、
「客数増加」に繋げています。
では、スシローの企業について具体的に見ていきますね
スシロー企業の実態

スシロー企業の実態として
- 売上&利益率
- 事業・顧客・商品セグメント
- MBA式ロジカルシンキング
について、図も交えてお伝えしようと思います
①売上&利益率

では
売上高&利益率
を見ていきましょう。
売上高

スシローは、右肩上がりの売上高になっている事がわかりますね。
CAGR(5年平均成長率)で10.3%となっています(高い!)。
本業の利益率も見てみましょう。
売上高営業利益率

コロナ後に利益率のブレがありますが、数年間で見ると上昇していることが見て取れますね。つまり、本業の利益が高いということです。
「売上高営業利益率ってなんだったっけ?」という方は、こちらより解説しています
\売上高営業利益率を図解解説/

このように
売上高・利益率で見ると、
両方とも高いです
なぜ、利益率が高いのかを見ていきましょう!
②事業セグメント

次に
事業セグメント
です。
スシローは単一セグメントでした。
つまり
単一セグメント=企業単体
ということです。
先ほどの営業利益率が高かったことから
寿司事業は、利益率が高いということが言えますね。
③MBA思考ロジカルシンキング

次に
MBA思考ロジカルシンキング
についてお伝えします。
スシローは、客数を増やすために、主力商品に力を入れていることを見てきました。
となると、客数と関係の深い店舗数の出店も気になる点です。
その情報も調べてみました。
決算説明資料

やはり、店舗数が増加していることが分かりますね。
まとめ

最後に
まとめ2つ
- 商品力がスシローの要
- もっと「企業分析」を楽しく学びたい方へ
今回の内容を振り返り
次の行動に繋げていきましょう
商品力(寿司)が、スシローの要

今回、
スシローの要は、
商品力(寿司)
とお伝えしました
- 売上&利益率
- 事業・顧客・商品セグメント
- MBA式ロジカルシンキング
の点からお伝えしてきました。
ぜひ
あなたの銘柄選定に
企業分析の視点を取り入れてみて下さい。
「まだ、資産運用に取り組んだことが無いよ」という方は、
初めの一歩を踏み出す内容を書いてます。
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今回の内容で
“あなた”の悩みが解消されていれば幸いです
どうしたら「企業分析力」が高まるのか?

今回の企業分析で
スシローの強みを理解出来たら、次の行動に移していきましょう
マーケティング思考を身に付けるのにうってつけの本を紹介しています。

企業分析に関心のある方は、
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