こんにちは🐶
FP1級×MBAのウエル(@Konsultin)です♬
「キャッシュフローがよく分からない」
このような悩みを抱えている方に向けて
「キャッシュフロー(C/F)」をお伝えします🐶
【こんな方に読んで欲しい】
✅「FP」や「会計」を学んでいる人
✅「資産運用」や「企業分析」に関心のある人
✅「キャッシュフロー」などを見たことがある勤勉な人
前回、「B/SとP/L」イメージでもお伝えしました通り
「プロ(専門家)かどうかの違い」は
「イメージ力」の差があります。
今回は、
企業分析の思考力を鍛える「キャッシュフロー」イメージについて、
図解も盛り込んで、お伝えしていきます🐶
キャッシュフローの目的
キャッシュ・フロー計算書とは
会社のお金の流れを表し
- 資金状況の把握
に役立ちます。
“あなた”は、「黒字倒産」という言葉を聞いたことがありますか?
儲かっていても、手元にキャッシュ(現金)が無いと返済ができずに、倒産してしまう状況を言います。
このような資金不足を解消するために
現金の状況を把握する「キャッシュフロー計算書」が役に立ちます。
キャッシュフローを軽視したダイエー
キャッシュフローを軽視した企業の一つに
20年以上前の「ダイエー」があります。
当時のダイエーは、
98年度の連結売上高約3兆円、連結経常損失約100億円に対して、連結有利子負債は約1.3兆円に膨らんでいます。
どういうことかというと
お金(キャッシュ)が回らなくなったということです。
本来
店舗出店の場合は、
「P/L・B/Sのイメージ図」で示したように
売上増➡利益増➡内部留保増➡店舗増➡売上増…
と好循環を創り出します。
しかし、
当時のダイエーは、
利益(内部留保)➡店舗出店- 借入( 借金 )➡店舗出店
と、②借金で店舗を増やしていました。
結果
借金返済の源泉が、「利益」であるのに対し
「利息」が大きくなり、経営が回らなくなりました。
このように、
キャッシュ(お金≒ここでは利益)が不十分な中、
出店を加速させたために、最終的にイオンに買収される流れとなりました。
キャッシュフローの構図
キャッシュフロー計算書は
次の3つで構成されています。
- 営業キャッシュフロー
- 投資キャッシュフロー
- 財務キャッシュフロー
より具体的に言えば
- 営業CF:売上などで得たお金
- 投資CF:投資用のお金
- 財務CF:借金返済・借入などのお金
です。
上記3つのキャッシュ・フローは、増えることもあれば、減ることもあります。
【図解】キャッシュフロー
では、
イメージ図で見てみましょう。
理想的なキャッシュフローは
- 営業CF:増加
- 投資CF:減少
- 財務CF:減少
説明しますと
売上などで営業CFを大きく増やします。
その営業CFを元手として、
将来の売上・利益の増加のために
店舗出店や研究開発の投資(お金減少)します。(投資CF)
そのうえで、
配当や利息の返済(お金減少)を行い(財務CF)
残った現金をそのまま残す(プール)するという順番です。
これが
大企業でも、中小企業でも
理想的なお金の流れになります。
ちなみに、
良くない逆パターンの場合
- 営業CF減少:売上減少
- 投資CF増加:自社ビルなど資産の売却
- 財務CF増加:銀行に借入
となります。
「営業CF増加」などの言葉だけではピンときませんが
説明が入ると理解しやすいですし、悪いことが分かりますよね🐶
まとめ
最後に
まとめ2つ
- キャッシュフローは、お金の状況把握に最適
- もっと「会計の思考」を楽しく学びたい方へ
今回の内容を振り返り
次の行動に繋げていきましょう!
キャッシュフローはお金の流れを把握する手法
今回、
企業分析の思考力を鍛えるために
「キャッシュフロー図解」
をお伝えしました。
理想的なキャッシュフローは
- 営業CF:増加
- 投資CF:減少
- 財務CF:減少
となります。
ぜひ企業分析に
「キャッシュフローの図解思考」を使ってみてください🐶
“あなた”の企業分析力を高める
「経営・財務指標」について、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事でもまとめてありますので
チェックしてみて下さい♬
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もっと「会計の思考」を楽しく学びたい方へ
「キャッシュフロー」が
理解出来たら、次の行動に移していきましょう🐶
毎回計算する必要はないです。
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- 企業分析用
- 中小企業診断士用
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以上
また来てくださいね🐶